銀色うつ時間

思い出すたび何か胸につっかえてるだけ

インフラエンジニアの教科書読んだ

インフラエンジニアの教科書

インフラエンジニアの教科書

読んだ。業務でアプリケーション開発をしているだけでは分からなかった領域を知れてよかった。以下のようなトピックをざっくりと解説しているが、ちゃんと頭の中に収めるには他の本を読んだりやれる領域は実際に手を動かしてみる必要がありそう。

サーバ

  • タワー型・ラック型などのサーバの種類
  • SATASASSSD等ストレージの種類
  • 仮想化技術・ハイパーバイザなど
  • RAIDで行う冗長化とパフォーマンス向上の戦略

ネットワーク

  • ルータの役割
  • L2/L3スイッチ
  • L4/L7スイッチ(LB)
  • ネットワーク構成の構造(front/back2層・3階層構造・ネットワークファブリック)
  • OSI参照モデル

ストレージ

  • ローカルストレージ・外部ストレージ・ホットスペアなど
  • 外部ストレージを利用したディスクI/O性能の向上
  • シンプロビジョニング(容量の仮想化)

DC

  • DCの選定(拡張性・地理的要因・空調など)
  • ネットワーク機器の配置・エアフローなど

障害対応

大規模インフラ

  • 資材調達
  • CDN
  • DSR構成による負荷分散(L4スイッチを上位スイッチに直接接続することで捌けるリクエスト量を増やし、ネットワーク構成の自由度を上げる)

広範囲な領域をざっくりと説明しているだけなので、ひとつひとつの解説が薄い感は否めない。インフラエンジニアのお仕事案内としてはよいかもしれないけど、業務レベルとなると全く太刀打ち出来ないという認識を持ってもう少し詳しい解説をしている書籍を読む必要がある。今度はネットワーク構成についてや高可用性が求められる場合におけるアプリケーションのシステム構成、要求性能の算出からハードウェアを選定する技術などを学びたい。